【取材】江西国際学園(江西インターナショナルスクール)|英語で学び、世界とつながる。IB一貫校の教育・学校生活・進路を聞きました
名古屋市西区にある学校法人江西国際学園(江西インターナショナルスクール/Enishi International School)は、幼児期から高等部まで、国際バカロレア(IB)の学びをつなぐインターナショナルスクールです。
名古屋市西区にある学校法人江西国際学園(江西インターナショナルスクール/Enishi International School)は、幼児期から高等部まで、国際バカロレア(IB)の学びをつなぐインターナショナルスクールです。
14か月から受け入れている幼稚部をはじめ、小学部・中等部・高等部まで、それぞれの発達段階に合わせた教育を提供しています。
「英語が初めてでも入学できるの?」「日本語はどのくらい学べる?」「IB一貫校では、どのような毎日を過ごしている?」「卒業後にはどんな進路がある?」
学校選びを考える保護者の方にとって、気になることは少なくありません。
今回は、江西インターナショナルスクールの校長先生からいただいた回答に加え、広報・アドミッションを担当するオースティン氏と柴田氏へのZoomインタビューをもとに、同校の教育理念や日々の学校生活、入学までの流れ、学費、そして卒業後の進路まで詳しく伺いました。
まず、江西国際学園が大切にしている教育の軸を教えてください。

校長先生(English)
At Enishi, inquiry-driven learning is at the heart of our educational approach. We prioritize critical thinking and conceptual understanding over rote memorization, and we empower students to ask meaningful questions and construct their own knowledge.We also value holistic student development. We aim to balance rigorous academic standards with emotional, social, physical, and ethical growth so that students become well-rounded individuals.International-mindedness is another important principle. Through global awareness, language learning, and intercultural respect, students learn to navigate and appreciate diverse worldviews. We encourage student agency through self-directed learning, voice, and choice, helping students build the confidence to become adaptable, lifelong learners.Finally, Action & Service connects classroom learning with real-world application. We want students to take meaningful action in their local and global communities.
江西インターナショナルスクールでは、探究を軸とした学びを教育の中心に置いています。知識を暗記することだけを重視するのではなく、批判的に考え、概念を深く理解することを大切にしています。生徒が自ら意味のある問いを立て、自分自身で知識を構築していけるよう支援しています。
また、生徒の全人的な成長も大切にしています。高い学力を身につけることに加え、感情面、社会性、身体面、倫理面での成長も促し、さまざまな面でバランスよく成長していくことを目指しています。
国際的な視野を育てることも、教育の重要な柱の一つです。グローバルな意識を育み、言語を学び、異なる文化を尊重することを通して、多様な価値観や世界観を理解し、受け入れる力を育てています。また、自律的に学び、自分の意見をもち、自ら選択する「生徒の主体性」を大切にしています。こうした学びを通して、変化に柔軟に対応し、生涯にわたって学び続ける自信を育てています。
そして、Action & Service(行動と奉仕)は、教室での学びを現実の世界での実践につなげるものです。地域や世界が抱える課題に目を向け、生徒自身が意味のある行動を起こしていくことを大切にしています。
広報担当者:IBは、あらかじめ決められた一つの教材をそのまま教えるものではなく、学校が学びを組み立てるためのフレームワークだと考えています。その枠組みの中で、教師が必要な教材やカリキュラムを選びます。
授業では、生徒が自分で考え、調べ、活動し、発表する場面が多くあります。教えられた内容を受け取るだけではなく、自分から学びに関わることを大切にしています。
他のインターナショナルスクールと比べて、どのような点に特徴がありますか?
校長先生(English)
One of our strengths is our location: we are very close to Nagoya Station. School life is conducted primarily in English, and we are one of the two IB continuum schools in Aichi, providing an educational journey from the early years through high school.We also place strong emphasis on Japanese education. Students in Primary School study Japanese five times a week, and students in Secondary School study Japanese six times a week.At the Diploma Programme level, our students have achieved strong examination results. Many students have earned bilingual diplomas, and all students who took the DP examinations last year obtained the IB Diploma.

強みの一つは、名古屋駅に非常に近い立地です。学校生活の中心は英語で、愛知県内にあるIB一貫校の一つとして、幼少期から高等部まで学びをつなげています。
また、日本語教育にも力を入れています。小学部以上の児童・生徒はそれぞれの日本語力に応じたレベル別クラスで学んでいます。
ディプロマ・プログラム(DP)では、生徒たちが高い試験結果を残してきました。多くの生徒がバイリンガル・ディプロマを取得しており、昨年度にDP試験を受験した生徒は全員がIBディプロマを取得しました。
広報担当者:名古屋・愛知エリアでは、幼稚部から高等部までを備え、一貫した教育を提供しているインターナショナルスクールは多くありません。江西国際学園では、幼稚部から入学する生徒もいれば、他校から編入してくる生徒もいます。
江西インターナショナルスクールでは、IBのPYP(初等教育)、MYP(中等教育)、DP(高等教育)を通じて、年齢や発達段階に応じて学びをつなげています。幼い時期からの学びを、進路を考える高等部まで同じ方向性で積み重ねていけることは、同校の大きな特徴の一つです。
日本人の生徒は、どのくらい在籍していますか?
校長先生(English)
Approximately 56% of our students are Japanese nationals.
日本国籍の生徒は、全生徒のおよそ56%です。
広報担当者:さまざまな国籍や文化的背景を持つ生徒が学んでいます。日本人のご家庭にとっても、海外から日本に来たご家庭にとっても、日常の学校生活の中で異なる言語や文化に触れられる環境です。
インターナショナルスクールは「外国人のための学校」と受け取られることもありますが、同校が目指しているのは、英語を勉強するだけの場ではありません。多様なバックグラウンドを持つ生徒や先生と関わりながら、英語を使ってさまざまなことを学ぶ学校です。
1日の流れや、始業・終業時刻について教えてください。
校長先生(English)
A typical school day is organised differently by grade level. Detailed timetables are available for ELC, and each grade in Primary, Middle, and High School. Families can refer to the Parent Information Page and their child’s grade-level timetable for the daily schedule, including start and finish times.
1日の流れは、学年によって異なります。幼稚部・小学部・中等部・高等部では、それぞれの学年に合わせた詳しい時間割を用意しています。保護者は、保護者向け情報ページからお子さまのクラスの時間割を確認でき、始業・終業時刻を含む1日のスケジュールを確認できます。
広報担当者:同校の学校年度は8月に始まります。三学期制を採用しており、一学期は8月から12月、二学期は1月から3月、三学期は4月から6月までとなっています。
幼稚部と小学部は8時45分から、中等部・高等部は8時15分から授業が始まります。通常の授業は午後3時15分までですが、放課後プログラムに参加する場合は、午後4時30分まで学校で過ごします。幼稚部と小学部ではチャイルドケアサービスも利用できるため、保護者の方がお迎えに来るまで学校で過ごすことができます。

夏休み・冬休み・春休み・秋休みなど、年間の休暇はどのようになっていますか?
校長先生(English)
Information about our summer, winter, spring, and autumn breaks, as well as other school holidays, is available in the School Calendar. The calendar also includes school holidays, parent-teacher conference days, school events, and staff preparation days.
夏休み、冬休み、春休み、秋休みなどの学校休業日は、スクールカレンダーで案内しています。カレンダーには、各休暇期間に加えて、保護者面談や学校行事、教職員の準備日なども記載されています。
広報担当者:10月中旬にはMid-Term Break(秋休み)、12月下旬から1月上旬には冬休み、3月下旬には春休みがあります。6月下旬からは夏休みが始まりますが、7月には希望者を対象としたサマースクールも実施されています。
学校行事や運営上の都合により日程が変更される場合もあるため、休暇期間やサマースクールの日程についてはスクールカレンダーをご確認ください。
放課後の学童・延長保育や、クラブ活動はありますか?
校長先生(English)
We offer childcare services for ELC and Primary School students, as well as a wide range of after-school clubs.
幼稚部と小学部の生徒を対象に、チャイルドケアサービスを提供しています。また、さまざまな興味や関心に応じた、幅広い放課後クラブも用意しています。
広報担当者:放課後クラブは、生徒がそれぞれの興味を広げる機会の一つです。スポーツ、文化・芸術、学びに関わるものなど、さまざまな活動が用意されています。たとえば、サッカー、バスケットボール、ダンス、アート、演劇、オーケストラ、コーディング、ロボティクス、チェス、などです。
校内では、どのような英語環境がつくられていますか? 授業では何語を使いますか?
校長先生(English)
English is the main language of school life at Enishi. With the exception of foreign-language classes, lessons are conducted in English. Students use English not only in subject lessons, but also as part of their everyday learning and communication at school.
江西国際学園では、英語が学校生活の中心となる言語です。外国語の授業を除き、授業は英語で行っています。生徒は教科の学習だけでなく、日々の学びや学校内でのコミュニケーションの中でも英語を使います。
広報担当者:同校では、英語を「教科として学ぶ」だけではなく、英語を使って各教科を学びます。そのため、日常の会話、授業、調べ学習、プロジェクト、発表まで、学校生活のさまざまな場面で英語に触れることになります。

英語が初めての子どもには、どのようなサポートがありますか?
校長先生(English)
We provide EAL support for students who are learning English as an additional language. The type and level of support are considered in relation to each student’s age, grade, English proficiency, and learning needs.
英語を追加言語として学ぶ生徒を対象に、EAL(English as an Additional Language)サポートを提供しています。サポートの内容や程度は、生徒一人ひとりの年齢や学年、英語力、学習上のニーズに応じて検討しています。
広報担当者:英語力の基準は、年齢や学年によって異なります。幼稚部では、英語が初めてのお子さまも受け入れています。一方、小学部以上への入学を希望する場合は、MAPテストなどを通じて、英語力や現在の学習状況を確認しています。
日本語教育については、どのような方針を取っていますか?
校長先生(English)
For native Japanese speakers, our goal is to support bilingualism. We blend IB Language & Literature objectives with the guidelines of Japan’s Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology. This helps students maintain their mother-tongue development, cultural identity, and the academic fluency they may need for higher education in Japan or abroad.For students who are not native Japanese speakers, we aim to help them reach a level of Japanese that allows them to take part in life in our host country and communicate with the local community. We focus on practical communicative competence, functional literacy in hiragana, katakana, and essential kanji, as well as everyday conversational fluency. We also want students to appreciate local culture and engage meaningfully with the community around them.
日本語を母語とする生徒には、バイリンガルを目指した学びを提供しています。IBの「言語と文学(Language & Literature)」の目標と、文部科学省の学習指導要領を組み合わせ、日本語の言語力・国語力を伸ばしていきます。また、母語としての日本語の発達や文化的アイデンティティを大切にしながら、日本国内外の高等教育への進学に必要となる、アカデミックな日本語力を育てています。
日本語を母語としない生徒には、日本で生活し、地域の人々とコミュニケーションを取るために必要な日本語力を身につけることを目指しています。ひらがな・カタカナ・基本的な漢字を含む実用的な読み書きに加え、日常生活で使える会話力も大切にしています。また、日本文化への理解を深め、日本での生活や地域社会との関わりにつながる日本語力を育てることも目標としています。
広報担当者:日本語を母語とする生徒は、小学部では毎日、国語の授業を受けます。中等部では、「言語習得」または「言語と文学」の科目を通して日本語を学びます。高等部では、大学進学に向けて、日本語または他の言語を第二言語として選択することができます。
英語で各教科を学びながら、日本語の言語力・国語力もしっかりと伸ばしていく教育環境を整えています。
探究型の学びは、日々の授業にどのように表れていますか?

広報担当者:IBによる定期的な評価が行われ、学校はその結果をもとに、教育内容や学習環境、学校の仕組みを継続的に見直し、改善していきます。
現在、小学部では特にReadingとWritingに力を入れています。
朝にはグループに分かれて英語の本を読む時間を設け、Writingのプロジェクトにも取り組んでいます。英語を母語としない生徒にとって、読むこと・書くことは大きな挑戦になり得るからこそ、日常の中で継続して触れる時間を大切にしています。
また、算数・数学ではSingapore Mathを、体育ではオーストラリアのスタンダードを取り入れています。IBのフレームワークと、各分野で評価されている教材や基準を組み合わせながら、学びを設計しています。
保護者が参加・見学できる行事はありますか?
校長先生(English)
Yes. We offer a range of events that parents can join or observe. Information about events and activities is shared through the EIS Compass Events & Activities Calendar.
はい。保護者の方が参加したり、学校での様子を見学したりできる機会も、さまざまな行事を通して設けています。
広報担当者:保護者が通常の授業を見学できるParents Morning(授業参観日)が年2回あります。これは、学校側の説明を聞くだけではなく、子どもたちが実際にどう学び、先生や友達とどう関わっているかを確かめる機会になります。
学校にはPTAやコミュニティクラブがあり、ピクニックやさまざまなイベントを通して、地域の方や保護者、生徒、教職員が交流できる機会を設けています。
遠足や季節行事など、どのような学校行事がありますか?
校長先生(English)
We organise a variety of school events and activities throughout the year, including field trips and seasonal events. Detailed information is shared through the EIS Compass Events & Activities Calendar.
年間を通して、遠足、季節行事、さまざまな学校活動を実施しています。
広報担当者:取材前日には、幼稚部と小学部の生徒が好きな本を持参し、お気に入りの登場人物の衣装を着て歩いたり踊ったりする「Bring Your Favourite Book Day」が行われました。日々の学びと行事を結びつけながら、子どもたちが楽しみながら学べる機会をつくっています。

日本の学校ではあまり見られない、江西国際学園ならではの行事はありますか?
校長先生(English)
Three events that reflect the spirit of our school are the International Mindedness Festival, Japanese Culture Day, and Celebration of Learning.
学校の精神をよく表す行事として、インターナショナル・マインドネス・フェスティバル、ジャパニーズカルチャーデー、セレブレーション・オブ・ラーニングがあります。
広報担当者:インターナショナル・マインドネス・フェスティバルでは、先生たちが自分の国のゲームを紹介したり、生徒がさまざまな国の衣装を身に着けたりしながら、異なる文化を身近に知り、お互いの文化を尊重する機会を設けています。
ジャパニーズカルチャーデーでは、日本の文化をテーマに、参加型のブースやパフォーマンス、食を通じたさまざまな活動を行い、日本文化に親しみ、楽しむ機会を設けています。
セレブレーション・オブ・ラーニングでは、生徒が日々の学びやプロジェクトの成果を発表します。知識を身につけるだけでなく、自分が取り組んだことを他者に伝え、学びを振り返る機会にもなっています。
入学手続きと、入学時に求められる英語力・学力について教えてください。
校長先生(English)
For detailed information about the admissions process and the English-language and academic requirements for new students, please contact our Admissions team. We consider each applicant individually and can explain the requirements that apply to the student’s age, grade, and educational background.
入学手続きや、新入生に求められる英語力・学力について詳しく知りたい場合は、アドミッション担当へお問い合わせください。入学希望者は一人ひとり個別に検討し、年齢、学年、これまでの学習経験に応じて必要となる条件を説明します。
広報担当者:まずは学校見学をし、オンラインの入学願書を提出します。その後、必要書類をそろえ、お子さまの面接、保護者の面接、プレースメントアセスメントを行います。原則として生徒の1日体験授業も実施し、学年配置やEALなどの支援の必要性を確認します。
英語力の条件は学年によって異なり、中高等部では、英語で学習を進めるために必要な力が求められます。高等部のDPへの途中編入には時期に関する注意点もあるため、編入を考える場合は、早めに個別相談をするのがよいと思います。
学費やその他の費用について、保護者が事前に知っておくべきことはありますか?
校長先生(English)
Fee information is available on our website. As fees and individual requirements may change, families should contact the school directly for the most current and detailed information.
学費に関する最新の情報は、学校ウェブサイトでご確認いただけます。学費や個別の条件は変更される場合がありますので、詳しい内容については、学校までお問い合わせください。
幼稚部は認可外保育施設として、幼児教育・保育の無償化の対象となっており、月額37,000円を上限とした給付を受けることができます。
兄弟姉妹で通う場合、割引制度はありますか?
校長先生(English)
Yes. A 5% sibling discount is available on tuition fees for the second and third children, and a 20% sibling discount is available for the fourth child.
はい。2人目・3人目のお子さまの授業料は5%、4人目のお子さまの授業料は20%割引となります。
卒業後、生徒にはどのような進路や選択肢がありますか?
校長先生(English)
Our students have diverse pathways after graduation. Their experience of learning in English and interacting with people from a wide range of cultural backgrounds helps them consider higher-education options in Japan and overseas.
卒業後の進路は多様です。英語で学んできた経験と、さまざまな文化的背景を持つ人々と関わってきた経験を生かし、日本国内・海外を含む幅広い高等教育の選択肢を考えることができます。
広報担当者:日本国内の大学へ進学した卒業生も多くいます。一方で、英国や欧州をはじめとする海外の大学から合格通知を受けた生徒もいます。
高等部では、IB-DP Pathwayに加えて、EIS Diploma Pathwayも設けています。履修する科目やレベル、選択するPathwayによって、その後の進路も変わってくるため、生徒一人ひとりの進学や将来の目標に合わせて選択していきます。

スクールバスや、近隣駅からの交通サービスはありますか?
校長先生(English)
We have three school bus routes. A bus route map is available on our website, and many of our bus stops are located near train stations.
スクールバスは3路線を運行しています。バスルートマップは学校ウェブサイトで確認でき、多くのバス停が駅の近くに設定されているため、通学にも利用しやすい環境です。
生徒は、主にどの地域から通学していますか?
校長先生(English)
Most of our students live in Aichi Prefecture, and a number of students commute from neighbouring prefectures.
生徒の多くは愛知県内から通学していますが、近隣県から通う生徒もいます。
広報担当者:名古屋駅に近い立地ということもあり、岐阜県や三重県、静岡県など、愛知県外から通学する生徒もいます。名古屋駅から徒歩で登校する生徒もいますが、名古屋駅前からスクールバスを利用することも可能です。
どのような子ども・家庭に合う学校だと考えますか? 入学前に慎重に考えるべきことはありますか?
校長先生(English)
Enishi is a good fit for children and families who are interested in English-language education, the IB, and interacting with people from diverse cultural backgrounds. We encourage families to consider carefully whether this learning environment matches their child’s needs, educational background, and family goals.
英語による教育を希望し、IB教育に関心があり、多様な文化的背景を持つ人々と関わることを楽しめるお子さまやご家庭に適した環境です。そのうえで、この学習環境が、お子さまの学習ニーズやこれまでの学習経験、ご家庭の教育方針に合っているかを、ぜひ検討していただきたいと思います。
広報担当者:日本の幼稚園や小学校から編入する場合、最初は学び方の違いに戸惑うことがあるかもしれません。IBの学校では、自分で調べたり、考えたり、プロジェクトに取り組んだりする機会が多いためです。
ただし、日本の学校から編入した生徒が、学校生活を送る中で徐々に積極的になり、自分から発言するようになったケースも少なくありません。大切なのは、日本の教育とIB教育のどちらが良い・悪いということではなく、学び方や学校文化が、お子さまに合っているかどうかを丁寧に考えることです。
英語力だけでなく、お子さまの年齢やこれまでの学習経験、探究型の学びへの関心、ご家庭が希望する教育、通学の負担なども含めて、総合的に考えることが大切です。学校見学や面談、1日体験授業などを通して、実際の授業の進め方や学校の雰囲気、お子さまとの相性を確かめることをおすすめします。
地域の行政機関や、その他の組織との連携はありますか?
校長先生(English)
Yes. As an educational corporation, we collaborate with Aichi Prefecture, Nagoya City, community centers, embassies, and other local organizations.
はい。学校法人として、愛知県や名古屋市をはじめ、地域のコミュニティセンターや大使館、その他の地域団体と連携しています。
編集後記
取材を通して印象に残ったのは、江西インターナショナルスクールが、英語力そのものだけを目的にするのではなく、英語で学び、考え、他者と関わる環境をつくろうとしていることです。
幼稚部から高等部までのIB一貫教育、日々のReading・Writingの取り組み、日本語教育、文化を祝う行事、放課後のクラブ、進路相談。これらは別々の特色ではなく、多言語・探究心・オープンマインド・他文化の尊重という教育の軸につながっています。
一方で、英語で学ぶ環境だからこそ、編入時の英語力や学年配置、EALサポート、日本語教育、費用、通学時間など、家庭ごとに確認すべき点もあります。
学校の雰囲気は、数値やパンフレットだけでは分かりません。Open CampusやOpen House、学校見学などを活用し、子ども自身がその場でどう過ごせそうかを見てみることが、学校選びの大切な一歩になりそうです。
学校概要
学校法人江西国際学園
江西インターナショナルスクール(Enishi International School)
•所在地:〒451-0044 愛知県名古屋市西区菊井2-12-32
•電話:052-581-0700
•入学に関する問い合わせ:[email protected]
•公式サイト:https://enishi.ac.jp/JP/
•入学案内:https://enishi.ac.jp/JP/admissions/how-to-apply/
•学費・費用:https://enishi.ac.jp/JP/admissions/tuition-fees/
•見学・説明会:Visit Enishi